ゲーム・ネット禁止条例(香川県)こそが子供に悪影響である理由

ゲーム・ネット禁止条例が悪影響である理由

こんにちは。Sバードです。

ゲーム・ネットは子供の発育に悪影響だから、法律で規制しまーす!

2020年1月10日、香川県がゲーム・ネット禁止条例(全国初)の素案を決定するという恐るべき事態が発生し、世間を大きく騒がせています。

2020年3月18日、香川県がゲーム・ネット禁止条例(全国初)を可決するという恐るべき事態が発生し、世間を大きく騒がせています。

学ブゥ
なぜ恐るべき事態なの? ゲーム・ネット禁止条例のどこがいけないの?

この記事では

ゲーム・ネットの規制こそが子供に悪影響である、たった一つの理由

を解説しています。

1.ゲーム・ネット禁止条例(香川県)とは?

香川県のゲーム・ネット禁止条例とは

18歳未満の子供がゲームの依存症になるのを防ぐための対策として、家庭でのゲーム利用時間を「1日60分(休日は90分)」に制限する全国初の条例

香川県議会の言い分(制定の趣旨)は、以下のとおり。

議員提案により、本県の子どもたちがネット・ゲームの長時間の利用により、心身や家族的・社会的な問題を引き起こすネット・ゲーム依存に陥らないために必要な対策を推進し、健全な育成を図るため、本条例を制定しようとするものです。

香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案についてパブリック・コメント(意見公募)を実施します。

県議会事務局には

  • 「行政がゲームを規制するのはおかしい」
  • 「数字の根拠がわからない」
  • 「条例で家庭に介入するのか」

(参考:「ゲーム1日60分」条例素案を決定、意見募集へ 香川

などの批判が多数寄せられ、条例が修正される事態に発展しました。

tr>2020年5月現在最新の動き

  • 県内在住の男子高校生とその母親が、計154万円の損害賠償を求めて提訴の準備中。
  • 香川県弁護士会が、廃止を求める声明を発表。
ゲーム・ネット禁止条例(香川県議会)をめぐる動き
日付概要詳細
2020年1月10日条例の素案が示される。【素案の内容】18歳未満の子供の保護者に対して、スマートフォンおよびゲームの利用時間を「1日60分(休日は90分)」に制限するルールを順守させる。
2020年1月20日素案を一部修正した案が、正式に決定される。
  • 制限の対象を「ゲーム」のみに修正。
  • 「ルールを順守させる」から、「ルールを順守させるよう努めなければならない」と表現を変更。
2020年3月12日条例が制定される見込みとなる。条例案を3月18日に議会に提出することが、決定される。
2020年3月18日条例が可決される。「ネット・ゲーム依存症対策条例」が、賛成多数で可決される。
2020年5月2つの動きが発生。
  • 県内在住の男子高校生とその母親が、計154万円の損害賠償を求めて提訴の準備中。
  • 香川県弁護士会が、条例の廃止および一部条項の即時削除を求める声明を発表。
2020年6月2日香川県議会が、香川弁護士会からの要求に回答。香川県弁護士会が条例の廃止および一部条項の即時削除を求めている件に対し、「廃止や削除をする理由がない」とする声明文を公開。

(参考:「スマホ1日60分」を「ゲームのみ」に修正 条例素案 香川子どものスマホ制限条例、批判が殺到…「ゲーム」限定に変更)/青少年のゲーム規制条例、香川県制定へ 18日議会採決)/ゲーム条例 評価と批判、続く紛糾 賛成多数で可決/香川

Sバード
この記事を書いている私は、一日の大半をネット上で過ごし、(生き甲斐でもある)ネットビジネスで生計を立てています。

そんな私が考える

ゲーム・ネットの規制が子供に悪影響である、たった一つの理由

を、以下に解説していきます。

2.ゲーム・ネットの規制こそが子供に悪影響である理由

ゲーム・ネットの規制こそが子供に悪影響である、たった一つの理由。

それは

「没頭」する力を奪うから

中学時代にコンピューターに没頭したのがきっかけでIT長者にまで昇りつめた、ホリエモンこと堀江貴文さん。

彼がもしコンピューターに没頭しなければ、ITビジネスで成功することもなく、現在の「実業家・堀江貴文」も存在しなかったことでしょう。

そんな堀江さんが、子供から「没頭する力」を奪うことの危険性ついて、次のように述べています。

一つのことにのめり込み、何時間もスマホやゲームに熱中することは害悪でもなんでもない。「いつまでも飽きない」「いつまでも何かに没頭できる」というのは、誰にでも真似できるものではない誇るべき資質だ。
「ゲームばかりしていないで勉強しなさい!」というバカ親の言葉が、とんでもない才能を潰すことになるかもしれない。
(中略)
あのとき思い切ってパソコンを買っていなければ、今の僕はなかった。田舎暮らしの僕だったけれど、パソコンとネットのおかげで、自由を勝ち取ることができたのだ。

堀江貴文著『疑う力』宝島社、2019年

私は、堀江貴文さんのこの意見に大いに賛同しています。私自身が「没頭」によって自由を勝ち取った一人だからです。

「没頭」が私(Sバード)にもたらした恩恵

  • 写真撮影への没頭 → 人物カメラマンとして、ポートレート・取材・イベントなど、さまざまな撮影をこなすようになった。
  • インターネットへの没頭 → アフィリエイトというネットビジネスに出会い、お金に困らない自由な生活を手に入れた。
Sバード
「没頭」による恩恵を受けた人は、(以下のように)他にもいます。
「没頭」による恩恵を受けた著名人たち
藤井壮太(将棋棋士)
  • 幼少時代から将棋に没頭。
  • 「AI将棋ソフト」を徹底的に活用し、数々の最年少記録を更新する。
イチロー(元メジャーリーガー)
  • 小学校時代にバッティングセンターに通い詰めるが、一般用の球速では満足できなくなり、イチロー用のスプリングを発注して来店時に交換していた。
  • アジア人初の「首位打者のタイトル」を獲得する。
HIKAKIN(ユーチューバー)
  • 高校卒業後、社員寮の浴室や自室などで安いマイクを使ってビートボックス動画を何回も撮影・厳選し、YouTubeにアップロードし続ける。
  • 2010年にアップロードした動画「Super Mario Beatbox」が、YouTubeにおける日本国内月間アクセス一位を記録する。

(参考:Wikipedia

このように「没頭」は、子供の才能を大きく開花させてくれるのです。

ある子供は、ゲームへの没頭がきっかけで、将来人気のゲームアプリを生み出すかもしれません。インターネットに没頭する子供は、世の中を便利にするWebサービスを生み出すかもしれません。

子供たちの自由を奪い、才能の芽を摘んでしまう規制は、もはや害悪でしかありません。

大人たちよ!

ゲーム・ネット依存は、いかん! 規制時間は何分がいい? えーっと……60分

などと薄っぺらいルール作りに翻弄されるのではなく、「子供の自由と幸せ」を真剣に考えた本質的な議論をしてください。